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師について

 長く西野塾を離れていた時期がありました。そのころに先生が出された本が数冊ありましたが、読まずにそのままにしていました。
 たまたま、1997年に出た「
身体知の誕生・七つの法則」というのを古本屋で見つけたので、買って読んでみました。
 内容は、対気の前に話された身体知や緩み(緩揺の法則)などについて、整理して書いてありますが、特に「自主の法則」の中に書いてある「教えることの難しさ」や「人生の師」の部分が気になりました。そこには「安易に教えない師がいちばんいいのです」「弟子は師の姿をみて、自ら学び体得していくほかありません」というふうに師について書かれてありました。
 そういえば、最近は少しですが気を流したり、身体を緩ませる感覚がわかるようになってきました。とはいってもやっと西野流という象の尻尾の先に手が触れた程度でしかありません。ですが、それとともに基本動作や対気の持つ意味が少しずつ理解できるようになってきたのも事実です。
 西野塾の特徴として、支部を作らず必ず西野先生とともに学ぶこと。余計な説明はせずに、あくまで自主性を重んじることなどが挙げられますが、「自主の法則」を読むと、いまさらながら
「そうだったのか」
と納得できました。
 20数年でやっとここまでと思うと、情けない感じもしますが、最近の
自分の身体感覚が加速度的に伸びていることを考えると、今こそ意欲的に学ぶべきだという気もします。

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