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的場の返し馬

 的場文男騎手の「返し馬」は長い。
 大井競馬(南関東競馬)のファンならば、皆さんご存知だろうと思う。
 ゆっくりとダクを踏み、キャンターでさっと流す。あるときは高ぶったテンションを下げてなだめてやり、あるときは闘志をひきだすよう丁寧にやっている。
 特に長くやればよいというものではなくて、騎手によってはほとんどやらない人もいるし、名手と呼ばれた騎手でも短い人も多い。園田からJRAに移籍した岩田騎手などは、よく短いと言われる。
 また、馬によってもさっと流しただけのほうが良いと判断されることもあるだろう。
 だが、とにかく的場は長い。可能性のなさそうな馬でもこつこつとやっている。
 よく「鬼追い」とも呼ばれるほど、大きなアクションで馬を追ってくる。一度バテた馬や、気の弱い馬を
「もうひと伸び」
させてくる。あるときは、その姿に思わず叫んだり、買っていない馬の場合は
「的場つっっ・・・」
と唇をかむ。
 そういう部分にも関係するのかもしれない。
 雨の日もかっぱ姿でもくもくとやっている。
普通の会社ならば社長が若い社員に
「お前たちも見習え!」
とどなるところだろうか。
 いずれにしろ大井にファンは一生懸命が好きなようだ。
 6000勝は3万何千回の返し馬から生まれた。
 だから素直に
「おめでとう」
と言えるのだ。

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的場騎手6000勝達成!

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 2010年6月4日大井競馬6レースで6000勝達成。

 到着して最初のレースが、6000勝目、1200mのダート戦、9番のコアレスコマンダー号をたたき出してきた。

 もちろん的場文男騎手らしい豪快なアクションである。

 7Rの終了後に簡単なセレモニーがあって、花束贈呈が行われた。時間も6時過ぎで少し早かったが100名程度のファンが集まった。

 今後、帝王賞の日に再度セレモニーを行うようである。よく考えると大井ではじめての6000勝ジョッキーなのだった。

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大井に咲く

 今週はなるべく仕事をセーブして。大井競馬中継をMXテレビで、じっくりと観戦。
 後半の6月3日、4日は大井へ出向き、スタンドで生ビールを飲みながら、的場文男騎手を見ていたいと思う。
 いちいち文男とつけるのは、甥っ子がいるせいだ。ついでだが、もう少し彼にはしっかりしてほしいと思う。(昨日の9Rの一番人気の1の騎乗はなんだ!中途半端な)
 そういえば、よくスランプの時に、一人の騎手にしぼってレースを見るというようなことをよくやったものだ。中央競馬では、岡部や加藤和宏騎手あたり、大井では圧倒的に的場文男騎手。だから何度も、的場だけを見ていたことがあった。
 これをやるとレースや騎手がよく見えるようになり、単勝や複勝の小額馬券をもって数ヶ月間やると、馬券にも「冴え」というか「キレ」のようなものが出てくる。
 よく複勝で1000円以上の穴馬を見つけ出すが、やはり訓練の賜物というか勝負
勘のようなものがつくのだろう。
 ちなみに昨日の大井では、10Rの12番(2着)、11Rの4番(3着)など、しっかり押さえました。(残念ながらワイドしか取れなかった)
 それから後輩などを連れて行くと、もっともらしい自分流の講釈ができるようになり、時々「深いですね」などとおだてられることもある。ただし、女性は最初からそういう感性がないので、単に理屈ぽいと思われてしまうので要注意だ。
 さいわいというか、残念というか、馬券の方は絶不調というような状態。
 天皇賞は2着のマイネルキッズのみなくて90万馬券をはずすし、ダービーではゲシュタルトが4着であと少しで大万馬券を逃すといった具合。
 まあ、そんなことで今週は「的場ウィーク」で、しこたまビールを飲むんだと思う。

 と書いているうちに5R一勝を加えて、あと4勝!

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