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第111回八ヶ岳

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 久しぶりに山の会らしく八ヶ岳へ行く。 
最近は、「小江戸めぐり」など近辺をゆったりと歩いていただけに、久しぶりに3000mに近いところまで行ったことになる。
 好天に恵まれて、初日は「硫黄岳」「赤岩の頭」「峰の松目」に登り、、阿弥陀岳、赤岳、横岳などを眺める。「オーレン小屋」に一泊して、二日目は「根石岳」「天狗岳」を経由して「稲子岳」を横に見ながら、緑池から稲子湯のほうへ降りていった。
 「しらびそ小屋」でコーヒーを飲みながら休憩。さらに稲子湯へ向かう道は紅葉しており、渓流を横目にゆっくりと下るのが心地よかった。
 ところで最近は、1000クラブの活動や西野流呼吸法を続けているせいで、身体面でなにか一つ進んだような境地というか錯覚に陥っていたのだが、こうして数十キロの荷物を背負って登っていくと、単純に体力の衰えを感じざるを得なかった。
 それでも稲子湯の硫黄泉に身体を浸していると少しずつ力が湧いてきて、八ヶ岳山麓在住のKさんと残しておいた西天狗に登ろうとか、下のほうをゆっくりとトレッキングしようとか、次から次に計画が浮かんでくるのだった。
 全行程、常に陽のあたる状態で、楽しく歩きぬいたのだが、私たちが通り抜けた数時間後には雨になっていたようだ。
 晴天率95%を誇るわが山の会の強運に心から感謝。

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父内国産

 最近訃報を目にすることが多くなった。
 カツラノハイセイコ様、メジロティターン様などここ一週間でもいくつか名前が挙がっている。
 名前を挙げた二頭も、晩年は功労馬として大事にされていたようで、三十を越えて、人間でいうと100歳近い高齢、天寿を全うしたということだろうか。
 偶然だが、この二頭は日本の競馬の血統という意味で大きな意味をもった馬であった。最近ではほとんど話題にもならないが、「父内国産馬」、「マルチチ」で大レースを制覇したという共通点がある。
 カツラノハイセイコは大ブームを起こしたハイセイコーの産駒であり、昭和40年代後半の世相の紹介では「日本列島改造論」や「第一次オイルショック」とともに必ず出てくる。
 大井競馬場で隣のおじさん
「○○なにやってんだよ、バテルよ。ああだめだ」
と言っていたのを聞いたのが、私とハイセイコーとの出会いである。
そのレースではバテルどころかそのままゴールインで当時の芝並みの時計だったようである。
 あとで調べると、○○は福永二三雄騎手でダート1000メートルを16馬身差でなおかつ馬なりで勝ったレースだったようだ。
 そしてあのうらぶれた地方競馬場(当時の大井)から中央競馬へ「怪物」としてデビューしていったのだった。
 その後、種牡馬となり、初年度産駒として大いに父の名を高めたのがカツラノハイセイコだった。ちなみに馬名の最後に「ー」が抜けているのは字数制限のためのようである。
 また、メジロティターンはメジロアサマの血をメジロマックィーンにつないで父子三代天皇賞制覇を成し遂げた馬である。初代の最優秀「父内国産馬」ともなった。
 いま思うと何であんなに皆でこだわったのかわからない「国産」という言葉も平成になる前には完全に風化し、サンデーサイレンスの子供たちがランキング上位に君臨している。
 とはいへ
 「馬は世につれ、世は馬につれ」
という感じもなかなかよいものだと思う。
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マンネリ

 西野塾では、入会した方に対して稽古後に指導員が一人ひとりに簡単に説明を行うようである。
 更衣室が空いてくるまで、なんとなく稽古場で休んでいると、説明が聞こえてくる。
「これから2階か地下お好きなほうで、基本稽古と対気を行っていただきます」
と言って、それから手につける初心者用のゴム輪の説明や、基本動作でわからない部分の質問を受けたりしている。
面白い人がいて、次の段階について聞いたらしく
「この基本稽古1時間ぐらいと対気を残りの時間やる。これは変わることはありません。20年以上、この繰り返しを続けている方もいらしゃいます」
と答えていた。
そんな人いるのかしらという反応と20年もやっていられないという表情だった。
「いるんだなぁ!ここに」
と思いながら、ずいぶん経ったと思わずにはいられない。
20年超というと、だいたい昭和の時代からやっていたことになる。
時間帯によっては、由美かおるさんの基本稽古があり、西野先生の車を多くの塾生が見送っていたころである。
「最近の塾生は、上達が早い」
「多くの人の気が集まるほど、より充実する」
と先生もおっしゃっていた。
そんな懐かしい風景から20年、マンネリと言えばそのとおりである。
 しかし、まだ言葉にはできないものの、最近は少し思い当たるところもあり、いずれ整理してみたい。

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