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夏の終りに

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  朝晩、少しずつ涼しくなり。雲が高くなってきた。
約1ヶ月の夏休みを終了して、フェルデンクライスの世界に戻る。
今回は、淡々と箱根や蓼科へ出かけたり、大井競馬場で「銀タコ」をつまみに生ビールを飲んだりして過ごした。
 お酒に関しては、よく飲んだ。日本酒の「真澄」や「火牛」の蔵元、山梨のワインナリーにも行った。ただし、どれもうまいという感想だけで、披露すべきコメントなどない。
 
「あんたたちなんて、ただのトランプじゃない」
そして気がついてみると、じぶんは土手の上で、姉さんの膝をまくらにねそべっていたんだね。
・・・・・ ルイス・キャロル「不思議の国のアリス」矢川澄子訳 新潮文庫

 というように、眠りの国からフェルデンクライスの世界に戻ってくるというようなイメージがあったのだが、もはや、どこで何をしようと、そのような明確な区分はできなくなっている。
 そんなわけで、ごくごく自然に、9月からさくらクラブや公開講座が新しいメンバーも交えながらスタートした。少し変わったといえば、クライアント(参加者)の動きとか気配みたいなものが、より明確に解るようになったこと。前よりも教えることに、楽しさを感じていることぐらい。
 
 結局、好きなことをしながら、酒を飲み、眠り、休んでいただけ、という気もするのだが、唯一自分の身体について「ポジションの取り方」的なものを自得するところがあった。
言葉では言い表せないが、この感覚とともに私の2006年の夏休みは終わったのだった。
 ところでアリスのこの物語の終わりは次のような言葉で締めくくられている。
「おしまいに姉さんは、この妹が・・略・・楽しかった夏の日をなつかしく思いだすだろう・・・・とそんなふうに思うのだった。」

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