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森で遊ぶ

Dscf0470b  八ヶ岳のふもと海抜1500mの高原にKさんを訪ねる。
JR中央線の「茅野」駅で下車し、そこから車でさらに700mほど標高を上げていく。
行き着いたのは、赤松・唐 松・白樺などにつつまれた森の中。奥さんとシェパード系甲斐犬(逆も可)のカイに迎えられる。
  K邸は、ほとんどの部分が、Kさんによるコンセプト(全体を貫く基本的な概念?こだわり)のもとに、本人によって作られたり、置かれている物によって構成されている。床、天井、窓にはじまって、まきストーブや浴室の材質まで、すべて、そこに在る理由がある。一つひとつについての説明をするだけで、ブログだと一つの記事になって面白いのだが、残念ながら今はまだブログどころでなく選定、製作中なのである。つまり全体には完成途上と言っていい。(ただしガウディの「サグラダ・ファミリア」は想像しすぎ)そんなわけでここに紹介できない。
 私のほうは、ふだんまるっきり無縁なことばかりなので、面白いし、そういう説明が上手な人なのである。
 
 気に入ったのは、テラスからみる庭である。といっても特に手入れがしてあるわけでもなく。600~800㎡くらいにわたって、針葉樹が伐採されて明るい空間になっており、そこに雑木や雑草が生い茂っている。森の中に陽のあたる部分が作ってあると言ったほうが良いかもしれない。
 もちろん意図的に作られているのだが、それを越えて、とても気持ちのよい空間になっていて、落ち着く。
「庭とは、人間と自然の仲のいい風景のこと。つまり雑木林こそ理想の庭である」
 といった柳生博(俳優・日本野鳥の会会長)は52歳の時に八ヶ岳倶楽部を作ったが、Kさんもそのくらいに、神奈川での生活を切り上げて、ここに移り住んだ。
 そして、別荘地の数少ない定住者であり、日本では珍しい森から通勤する人になっている。

Dscf0471 この画像は大きいので注意

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眠りの国の私

 今回はフェルデンクライスからも身体的なものからも離れての夏休み。さて何をやろうかと困ってしまった。
 フェルデンクライスはともかく、身体的なものに対する興味と言うか、関心は何十年と染み込んだもので、これから隔絶するというわけにはいかない。
そこで、身体の運用に関する講座やワークショップ、いっさいの関連する書籍、映像などから離れることにした。

 つまり、自分の身体にかかわるものや、いろんな人の動きの観察、スポーツの観戦などについては、自然体で「来るものは拒まず」扱うことにしたのである。

 とりあえず、競馬をやりこんで、大きく負けたり(おかげで後半の行動がかなり制約を受けることになった)、サッカーの試合を観たり、料理を作ったり、小説を読み込むという日が続いている。
 そして、一番増えたのは睡眠時間である。二度寝、三度寝を繰返し毎日10時間近く横になっている。野口晴哉氏の指摘するごとく、寝起きも余り良いとはいえないし、身体が緩む(ゆるむ)のではなく、弛ん(たるん)でいる。しかし、精神的には必要な気がする。たらたらと眠る。大平の夢をむさぼる。異常気象かストレスか、原因不明だが、大睡(こんな言葉あるのかしら)を貪る。少なくとも身体がそれを求めている以上は従うまでである。
自分の感覚以外に頼るものはないのだから。Dc080620

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